スタディツアー

まちづくりスタディツアー
HOSTEL ALA では、高校・大学・企業向けに、
地域課題の発見・探求、地域の人との交流を体験できる、
まちづくりスタディツアーを企画・催行しています。
HOSTEL ALAでは、高校・大学・企業向けに、地域課題の発見・探求、地域の人との交流を体験できる、まちづくりスタディツアーを企画・催行しています。
日本の地域課題の縮図、宮崎県都農町が舞台


人口減少、高齢化、若者流出など、日本の地域課題をすべて持ち合わせているといっても過言ではない人口1万人の過疎地、宮崎県都農町(つのちょう)。
そんな都農町に移住してまちづくり会社を設立した、株式会社イツノマが企画・コーディネートするツアーです。
「廃校活用」「商店街再生」「中学校のキャリア教育」


イツノマが日々直面している、リアルなまちづくり実務そのものが、ツアープログラムになります。
- 町内唯一の高校だった都農高校が2021年3月に廃校、47,000㎡に及び広大な敷地の活用をどうすべきか?
- 商店の少ない商店街に、再び人が集まるためには、何をすればよいのか?
- 町内唯一の中学校。未来の都農町を担う中学生たちが、まちづくりの当事者になるためには何が必要か
まちづくりスタディツアーに参加してほしい方々


- まちづくりや地方創生に興味があるけどきっかけがない
- 都市生活しか経験がなく、地方のくらしを体験してみたい
- これまで出会ったことのない人たちと交流してみたい
- リノベーションや場づくり、キャリア教育に関心がある
4つのメリット



- まちづくりの実践者と一緒に意見交換や企画ができる
- まちづくりや地域起業のアイデアを出せる
- 企画したことを、町の人たちに提案できる
- 帰ってからもつながれる仲間ができる
スタディツアー事例①日吉ヶ丘高校(フィールドワーク)





8月17日から19日、昨年、修学旅行で都農町に来てくれた京都市立日吉ヶ丘高校の22名が再び都農に!
今回は、700名の中から立候補した22名が参加するフィールドワーク。


1日目のテーマは「キャリア」

後半になり質問が止まらなくなってきて、結局30分オーバーの2時間半!
さすが、自分の意志で都農町まで来ただけのことはあるなと、早くも手応え。

夜は、都農町の経営者6名と交流BBQ

高校生たちにも、1万人の町で、これだけ前向きでやりたいことをやってる大人たちがいることを知ってもらうことがコンセプト。

高校生らしい恋バナから、進路、人生相談まで話は尽きず。
すべてがリアルなエピソードトーク。
高校生の3日間の振り返りでも、もっともインパクトあり!

2日目、フィールドワークのメインプログラム、老朽化した駅通区公民館を都農高校跡地に移転&リノベの企画・設計提案。
キャリア教育・体験の要素も含めたかったので、イツノマが日ごろ、まちづくりの実務で行っているアイデア→企画→設計→プレゼンの流れでワークショップをデザイン。


朝10時から、早速、駅通区公民館現地で、自治会長をはじめ、自治会の方々からどんな使われ方をしているのか、どんな課題があるのかをインタビュー。


自治会のみなさんに都農高校図書館までお越し頂き、3チームに分かれて、いろんな話を。これ自体が多世代交流になってた。

①アイデア100個出し
最初のワークは、公民館移転の企画アイデアを100個出すこと。
拡散思考で、思ったことを単語でどんどん出していくブレスト。

②企画シート作成
オリジナルで企画シートを作成。
100個出たアイデアから選りすぐったBEST5をベースに、新・公民館のコンセプト、背景としての課題や代替サービス。具体的な環境・内装、設備、プログラム、人材に分けて企画のストーリーをつくります。


③設計・レイアウト
まとまってきた企画内容を、具体的なカタチにしていくための設計作業。
イツノマの建築士、渡邊佳さんから事前レクチャー。
設計の進め方として、ゾーニング→設備・家具配置・仕上げイメージを説明。




いよいよ、町長・自治会長へのプレゼン。
最後のまとめと発表者はリハーサル。
プレゼン時間10分、質疑10分。
いまどきの高校生らしく、プレゼン慣れして堂々とした発表。
町長も自治会長も真剣に聞き入ります。

町長から賞品として、いまが旬の「都農町シャインマスカット」贈呈!
町長からは、2年連続で都農町に来てくれたことへの御礼、提案をつくってくれたことへのねぎらいとともに、3チームとも実現可能性が高い企画と評価
最後に、都農町の家族だと思ってるから、また帰ってきてください!と熱いメッセージも町長から高校生22名にいただきました。

一日中、考え抜いて議論した疲れを癒やし、夜は都農町20代と交流会!


ラストワークは、「今回の気付き」と「明日からの決意」をシートに記入し、1人1分で発表。


3日間、ありがとうございました!!



スタディツアー事例②新渡戸文化高校(スタディツアー)

6月に続く2度目の都農町スタディツアーです。


嬉しいことに、前回来た7名中6名が再び都農を志願。
滞在中、宮崎ニュースUMKで放映!2分で簡潔に説明。さすがです。
新たな形の修学旅行 都農町に東京の高校生が訪れ探究学習 宮崎
都農町の商店街を散策する東京の高校生たち、ここで行われているのは、探究型の新しい修学旅行でした。昨日から都農町を訪れている
https://www.umk.co.jp/supernews/20221031.html




1.ツアープログラム企画
15近い町村から、都農町を選んでくれた12名と、オンラインミーティングを3回

Jam boardを使って話し合った結果、ワクワク+ドキドキの「ワクドキ!」に決定!


12名がそれぞれプログラムを選びます。
当日まで悩み抜いた高校生もいて、直前に割り振り決定!

2.南国プリンとコラボ決定!
きっかけは6月のスタディツアー。
経営者交流会で、南国プリンの河野当将(たいすけ)社長がプリンの差し入れを!

南国プリンの大ファンになった高校生たちが、新渡戸文化高校の文化祭で都農町ブースをつくって、プリンを60個、なんと15分で完売!

たいすけさんからサプライズ提案
来年3月に南国プリン4周年記念で記念グッズをつくる予定なんですが、一緒にやらない?

ステッカー・Tシャツ・トートバック・クリアーファイルの4点を企画提案!

その場で即決。南国プリン×新渡戸高校のコラボプロジェクトが誕生!

商店街活性化プラン

ぼくらが現在進行形でリアルに取り組む都農町の商店街(旧10号)の企画 全長700m、高校生とゆっくり歩いて、感じたことを共有

東京では見たことのないような古い空き家を前に。。
商店街の一角、タカラダフラワーさんに飛び込み訪問、高校生たちの質問に一つひとつ丁寧に答えてくださいました。 高校生が都農町に抱く印象で必ず出てくる「人があたたかい」を体感。

全体のコンセプト、空き家・空き地リノベプラン、空き地の有効活用案を

プレゼンの来賓は
- 都農町まちづくり課長・課長補佐
- 都農町建設課長
- つの未来財団理事
- 都農中学校長
とそうそうたるメンバー。
大人でも緊張しそうなシーン。


5.経営者ジョブシャドウイング
今回、最大の目玉企画。
地元の経営者に半日密着してジョブシャドウイングをする企画
みんな忙しい中、「ジョブシャド。。?ってなに?」って最後までなにすんのかわからないながらも、高校生たちのためならとりあえずやってくれるところがすごいとこなんです。
経営者のみなさま、本当にありがとうございます!

いきなりだとお互い緊張するので、前日に都農高校で交流会。
交流を通して、
- 高校生はどこの事業所に行きたいのか?
- 事業所はどの高校生に来て欲しいのか?
昔懐かしすぎるフィーリングカップル調に。

高校生、事業所それぞれの希望BEST3をマッチング

秀建設さんでは、基礎工事から現場で。

都農神社の宮司さん、高校生2人をよろしくお願いします!



都農ワインの赤尾工場長

毎日、畑に出て土のコンディションをチェックする赤尾さん


7.振り返り
2日間、町内フォトツアーで自分が撮影した写真を使いながら、
- 一番心が動いたこと
- 私のワクワク
- 私のドキドキ
- 東京に帰って起こすアクション
を12名が一人ずつ発表

まちづくりをやる身としては、「地元の活性化への参加」が一番嬉しいコメントでした。


スタディツアー事例③|東京大学(東大むら塾)


スタディツアー事例④|立教大学(観光学部)
