もっと気楽にゼロカーボン!都農町の切り株コンポストのワークショップ

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まちづくりホステルALAから始まるゼロカーボンタウンへの試み

花々と木々の緑が目にまぶしい晴れた4月、都農町のまちづくりホステルALAでイツノマ×とぅりーあいらぶ企画の『木製コンポストのワークショップ』が開催されました。

まちづくりホステルALAは、都農町におけるゼロカーボン・サーキュラーエコノミーの推進の一環として、町内外の人たちと共に学び、実践する拠点となっています。

そして、都農町は昨年、2050年までに二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンタウン」を宣言し、町の小・中学生が中心に施策提言を進めています。2050年にまちづくりの当事者となる今の子どもたちが、町、国、世界のゼロカーボンを日常的に考え、町を動かしていくことを目標としています。今回のワークショップも様々な年代の参加者とホステルALAに宿泊中の方々を交えての開催で、終始皆さんの笑顔が絶えない和やかな雰囲気の中、ゼロカーボン達成の第一歩を学ぶ楽しいワークショップとなりました。

ついに見つけた!理想のコンポストは都農町にあった

私は以前よりコンポストには興味があって、どのタイプが我が家には合っているのかリサーチの最中、このワークショップがあるとお聞きして「これはいいかも!」とすぐに参加を決めました。生ゴミ臭が無く、手間のかからないコンポストということなのでこれなら続けられそう!と思いました。

コンポストに興味を持ったきっかけは、家庭から出る生ゴミのほとんどが水分で、それを焼却するのには多くのエネルギーを消費し多くのCO2を排出すると知ったから。CO2は地球温暖化の主な原因であり、環境保全を考えるのなら子を持つ親としては取り組んで行くべき大事な問題だと深く考えるようになっていました。子どもが小さいとどうしても出てしまう食べ残し。それをゴミとして捨てる罪悪感があったし、その食べ残しが我が家の家庭菜園の堆肥にもなるなら良いことづくし!

木製コンポストの産みの親、合同会社とぅりーあいらぶ代表の谷村さんは7年もの歳月をかけて完成させました。木製の物は業界初なのだとか。「樹えりーBOX」という見た目も宝箱のような商品もありますが、そちらは値段も高く生ゴミを切って小さくし毎日混ぜないといけないなどの作業が必要。今回私たちが作らせていただいたコンポストは、そういった作業の必要のない手軽に始められる『切り株コンポスト』という物です。正直、コンポストって面倒そう…と思っていましたが、これならなんとかなりそうと安心しました。

自分で作ると愛着が沸く!メリットだらけの切り株コンポスト

開催の日は、お天気も良く絶好の日曜大工日和!1人ずつ準備された木材と結紮バンドなどの部品を渡されます。まずは、木材の縁をヤスリで丸みを付けて行く作業からスタート。子連れで参加されるママさんも多く、子ども達は一緒に作業をしたり、木材にクレヨンで自由に絵を描いたり、ミニカーを滑らせて遊んだり…。和やかな雰囲気の中、黙々と作業を進めます。結紮バンドで木材をつなぎ合わせるので特に難しい作業はありません。不器用な私でも1時間程度で完成する事が出来ました。簡単ではありましたが、自分達で作ったコンポストはなんとも愛おしい…。これから毎日つき合っていく相棒。子どもたちと一緒に観察していくのが楽しみです。

コンポストというと、畑の隅におかれたプラスチック製の物を想像される方も多いかと思います。私の祖母の家にもありますが、蓋を開けると大量に飛び出して来る小さな虫とモワッと広がる悪臭に顔を背けながら生ゴミを入れるイメージ。蓋を開けるのに結構な勇気を要します。しかし、切り株コンポストは、1ヶ月毎日生ゴミを投入したという物を見せていただきましたが、驚くことに虫は一匹も見当たらず、そして匂いもほとんどありません!しかも、生ゴミと基材(木の皮や葉、のこくずなどの枯れた物)を交互に入れていくだけというからとても簡単。混ぜる作業が必要無いので、虫と遭遇する事も少ないそう。木製なのでプラスチックに比べて耐久性には劣りますが、朽ちてしまった後、最終的には土に戻っていくので環境にも優しいということも大きなメリットだと説明してくださいました。

そしてこの切り株コンポスト、災害の時にも役に立つというお話もされました。災害に備えて食料の備蓄はしていてもトイレの準備までしている人は少ないそう。排泄物の匂いは災害時は特に大きなストレスを与えます。排泄物も切り株コンポストの微生物の力で分解する事ができるということなので、いつ訪れるか分からない災害時の為にも家庭に1つは確保しておくと安心だと思います。

ほんの一歩で世界が変わる!まずは無理せず簡単に始めてみよう

生ゴミは捨てればゴミですが、コンポストを使えば循環する資源となります。少しだけ考え方を変えるだけで、ゼロカーボンの取り組みが意外と簡単に行えるのだと今回のワークショップで学びました。環境保全の為に何かしらの活動を日常生活で取り入れたいと思っていても、何から始めて良いのか分からないと思われる方も多いと思います。現に私もそうでした。負担の大きい事は長く続かないと思いますし、無理のない範囲で楽しく取り入れていきたいですよね。切り株コンポストは私にとってぴったりのアイテムだと思います。小さなアクションかもしれませんが、子ども達と環境について考えるいい機会になりました。

次回の木製コンポストのワークショップは5月15日に開催されます。今度は見た目は宝箱のような形の「樹えりーBOX」を制作します。玄関に置いておいても良いくらいおしゃれな見た目で、まさか生ゴミが入っているなんて誰も思わない、素敵なインテリアにもなる木製コンポストです。こちらもご自分で組み立てて完成させるので、出来上がりは愛着が沸き、より大切な物になる事と思います。お友達やご家族同士、もちろんお一人での参加もスタッフがサポートしてくれるので大丈夫。随時受け付けしておりますので、是非参加してみてはいかがでしょうか?

お問い合わせ・申込み先

株式会社イツノマ 担当:渡邊

TEL:050-5603-6776

MAIL:k-watanabe@itsunoma.co.jp

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